いしかわ週末旅 第1回 倶利伽羅不動尊
4月某日、ちっと早いと思ったが、津幡町の倶利伽羅不動尊に八重桜を観に行った。倶利伽羅峠は平安時代の末期、源義仲(木曽義仲)と平維盛が戦った戦場。史実かどうかは疑わしいが、牛の角に松明をつけ、夜襲をかけ、数に勝る平家軍を破った、逸話が有名。義仲の知略と武勇を世に知らしめた。
倶利伽羅不動尊は養老二年(718年)、中国から渡来したインドの高僧、善無畏三蔵法師が倶利迦羅不動明王の姿を彫刻された尊像を、元正天皇の勅願により奉安された事が始まりと伝えられています。それから約100年後の弘仁三年(812年)に、弘法大師が諸国を巡る途中で、不動明王を拝され、あまりの有難さに扉を閉められ、本尊と同体の不動尊像を彫り、御前立(おまえだち)の不動尊として奉安されました。この時、別当山として長楽寺が開山されたといわれています。(倶利伽羅不動尊公式HPより)
高野山真言宗 別格本山 倶利迦羅山不動寺(通称は、倶利迦羅不動寺)
所在地 : 石川県河北郡津幡町倶利伽羅リ-2
電話番号 : 076-288-1451
本 尊 : 倶利伽羅不動明王
宗 派 : 高野山真言宗
開 山 : 弘仁三年(812)
再 興 : 金山穆韶大僧正
再興年 : 昭和二十四年(1949)
山頂本堂 : 北陸不動霊場第24番札所・北陸白寿三十三観音霊場第18番札所
鳳凰殿 : 北陸三十三ヶ所観音霊場特別番外札所
http://www.kurikara.or.jp/index.html
厄除錫杖(やくよけしゃくじょう)
施無畏堂の入口にある二本の錫杖は、智杖徳杖(ちじょうとくじょう)ともいい、最高の位をもつ錫杖です。錫杖を持ち上げながら「南無大日大聖不動明王」と唱えながら三度降り下ろすと、私たちがこれから進む前途の諸々の苦厄を払い除け身体をお守りいただけます。(倶利伽羅不動尊公式HPより)
お賽銭を入れ、私もやってみました。厄払いが出来ますように。